犬の肛門腺(嚢)炎と噛まれたトラウマ
余震
今日はまだ体感できる揺れは来ていないです。
ホッとする反面、大きいのが来たらどうしようという不安は拭えません。
スーパーにはほとんど品物が戻りつつあり、日配品コーナーには空きがあるものの、だいぶ平常を取り戻しました。
残り10個くらいあった無糖ヨーグルトが、ほんのちょっと離れて戻ってきたら全部無くなっていたので驚きました。早っ。
無糖ヨーグルトや納豆はなぜか人気で、午後に行ったら絶対に売り切れてしまっているのです。
なんでそんな人気あるのかな?
【9月18日追記 納豆、牛乳、ヨーグルトなどは品物がスーパーに戻ってきた瞬間、買い占めが起こったそうです】
犬の肛門腺(嚢)炎
今日は午前中に動物病院に行き、肛門腺炎の治療を受けました。
肛門腺炎とは、肛門の両隣りにある、肛門嚢という袋が炎症を起こして膿が溜まってしまう病気です。
あまりに酷くなると破裂してしまい、手術になります。
大きいワンちゃんはウンチと一緒に出せる子が多いみたいですが、小型犬の多くは自力で出せないので、人間が定期的に絞らなくてはなりません。
このことでも、小型犬は捨てられても絶対野生に帰るってことはない、人間と一緒に暮らさなければ生きていけないんだと思いました。
トリミングでシャンプーコースやカットコースに出すと、肛門腺絞りもセットになっているので、トリマーさんが絞ってくれます。
定期的にトリミングに出し、7歳になるまで一度もなったことがなかったのに、なんと今年2回目の炎症。
肛門腺がたまると、お尻を床にこすりつけたり、退屈しているわけでもないのにしっぽを噛んでぐるぐる回ったり、しきりにお尻の臭いを嗅いだりするようになります。
この様子が出たらすぐさま肛門腺を絞らないと、溜まりすぎて、炎症を起こします。
うちは定期的にやってたはずなのに…。
毎回しっかり絞ってんのか?とトリマーさんを疑い出す始末。
疑ってても仕方ないので、病院にすぐ連れて行きました。
そして通院することになりました。
なぜ続けて肛門腺炎になってしまったか
先生にその疑問を訴えてみると、歳を取ると共にウンチを押し出す力が弱くなり、ウンチが肛門腺に触れてしまい炎症を起こす可能性もあるとか。
つまり老化現象!
思わず茶色。
まあ7歳だからシニアに入ってるんですけどね。
前回までの治療としては、お尻の穴へ細い管で液体薬を入れてもらい、出してもらった一週間分の抗生剤を飲ませました。
すると薬が効いたようで、お尻をズリズリこすりつけなくなりました。
今回からは飲み薬は無しで、肛門腺を絞ってもらうために病院に通っています。
「菌はまだ出ているけど、お薬を飲み続けると吐いたり下痢しやすくなるので、絞って対処して行きましょう」との先生のお言葉でした。
引っ越す前の病院で肛門腺炎の治療をしてもらったときは、菌が出ている間、一か月くらいずーっとお薬を飲み続けていたので、今回はそういう治療の仕方もあるんだなと思いました。
病院や先生によってお薬の種類や治療法も違うでしょうし、前の病院もとても良かったのですが、今度の病院は犬の体に優しいんだなと少し嬉しくなりました。
治療としては、トリマーさんがやるような普通の肛門腺絞り(外側から押し出す)ではなく、お尻の穴の中に指や管を入れ、中から掻き出すように溜まった膿や液を出すそうです。
今日もけっこう出たそうで、まだ菌もあるとのこと。
肛門腺炎の治療ってけっこう長引きます。
トリミングサロンには、たいてい単品メニューで肛門絞りがあるので、気づいた時にはこまめに行って、予防していたつもりだったんですけどね〜。
2回目となるとちょっとショック。
前は自分でも絞っていたのですが、自信を無くして、今はプロにお任せしています。
過去、大きい犬に噛まれたトラウマ
病院はいつも混んでいて、待合室にはいろんな犬猫ちゃんたちがいます。
我が犬もいつもはわりと大人しく待っているのですが、今日は治療が辛かったせいか、診察室から出たあと荒ぶり出し、吠えのスイッチが入りやすくなってしまいました。
お会計を待っているとき、小さいワンちゃんがこちらに向かって吠えたので、我が犬のスイッチが入ってしまってさあ大変。
小型犬のくせに低音の野太い声でキレたように吠え返し、待合室の皆さんは何事かとびっくり。
最初に吠えちゃった小さいワンちゃんの飼い主さんが外に行ってくれたのでおさまりました。
しかしそのあと来院した大きい犬ちゃんに吠えつき、今度はこっちが外に出て行く羽目になりました😓
我が犬はわりと社交的な性格で、散歩で外に出たときは、初めて会った犬とも挨拶したがる方なのですが、仲良くしたいワンちゃんに拒否され、吠えられるとプライドが傷つき、吠え返してしまうようです。
めんどくさい。
前に住んでいたところと同じくらい仲良しができるといいんですけどね。
それと、どんなに優しい子でも大きい犬が怖くて苦手でどうしようもないようです。
2年前、散歩中に柴より大きめのワンちゃんに突然に噛まれてから、自分より大きい全ての犬が怖くて仕方なくなってしまったのです。
なんの前触れも無く噛まれた
2年前の夜、散歩していると、柴犬よりはふた回りほど大きいワンちゃんも散歩していました。
向かいからゆっくり歩いて来て、出会ったときはお互いのにおいを嗅ぎあったりして、仲良くしているように見えたのです。
いつもは大きい子には警戒する我が犬も、心を許して挨拶し合っていたのですが。
なんの前触れも無く突然に頭をガッツリ噛まれました。
ウーとかいう唸り声や警告も、なんの素振りも無く突然噛まれ、悲鳴が響き渡り、その場はパニックになりました。
頭を噛んだまま激しく振り回し、獲物を殺す勢いに見えました。
あまり思い出したくないですが…。
その後いろいろな人に話しを聞いてみると、そういうことはたまにあるそうです。
予告なく噛んじゃう犬もいるんだそうです。
犬には罪はない。
防げなかった、油断した飼い主が悪い。
急いで救急病院に連れて行き診てもらいましたが、幸い命に別状は無く、相手の飼い主さんも完治するまで、誠意ある精一杯の対応をしてくださいました。
噛まれるまでは、大きい犬には警戒心を持つくらいで、吠えたりはせず、仲良くできる子もいたのですが、それ以来いっさいダメになってしまいました。
噛まれた恐怖と共に、心を許したのに裏切られた!と脳に植えつけられたんじゃないかな、とその後の様子を見て思います。
つくづく残念な出来事だったと思います。
痛くて怖い、その後も引きずる思いをさせてしまいました。
飼い主の自戒を込めて記録しておきます。