首輪と胴輪
まだ余震は続き、今もまた揺れています。
一週間経ちましたが、揺れなかった日は一日もありません。
余震とはこんなに続くものなのですね。
今週は夜も冷え込むようになってきました。
防災用品に、防寒具も追加しなくてはいけませんね。
テレビのインタビューで、避難所にいる女性の方が
「(過去の他の地方の地震のニュースを)今まで無責任にテレビ見てたなって」
と涙ぐみながら答えておられました。
その一言がなんだか沁みて胸を打ちました。
首輪(カラー)と胴輪(ハーネス)
さて余震に怯えてようがなんだろうが、お犬様は散歩に行きたがります。
そして犬の散歩に無くてはならないもの、それは引き綱(リード)です。
その先に犬を固定するもの(笑)、それが首輪(カラー)か胴輪(ハーネス)です。
どちらを選ぶか、迷われる方もけっこう多いんじゃないでしょうか。
我が家もずーっと迷い続けてきました。
4歳くらいまで決めかねて、カラーを買ったりハーネスを買ったりして、形の違うものが何種類も集まってしまいました。
カラーは素材やデザインいろいろ、ハーネスはプラスチック、布、太目のヒモっぽいものなど、素材も形も違うものがたくさん売られています。
なぜそんなに迷ったかというと、
- 全力で走ったり、勢いよく水をガブガブ飲んだ後、すぐむせる→カラーだとストップをかけたときに、喉に負担がかかる
- ハーネスが大嫌い、ついでに服とか身に着けるものが大嫌い→ハーネス着けるだけで嫌がりすぎて、見るからにストレス溜めてる
犬は喉が強い生き物だそうで、普通なら多少ひっぱろうが首輪でもへっちゃらだそうですが、うちは小さいときからむせやすかったので心配でした。
トリマーさんにもハーネスの方が良いかもねぇと言われていたのですが、とにかく身に着けるものが大嫌い。
どんなに軽く柔らかいものでも、ハーネスを装着しようものなら地面にはいつくばって、ストライキを始めます。
喉への影響かストレスをかけないか、何年も悩んでいましたが、結局ストライキに負け、今年の夏まではカラーを使い続けてきました。
7歳になって、いよいよシニア世代に入って来たので、体にあまり負担をかけない方向で持っていきたいなぁと思い、引っ越しをキッカケににしてハーネスに変えて行こうと決意しました。
ハーネスが大嫌い
何年かぶりに布製のハーネスを着けました。
「えっ、前からお散歩はこれだよネ、何か変わったっけ?」という感じで、自然な動作を心がけます。
着けるのはスンナリできましたが、案の定嫌がって嫌がって犬用ベッドの上ではいつくばり、
「絶対にここから動きませんからね!」とのご様子。
でも飼い主にはわかっている、本当は外に行きたい気持ちの方が強いのだと。
引っ越してまだ新しい家にも慣れてないのに、かわいそうな気もしましたが、そこは犬の体のために心を鬼にし、とりあえず安全地帯の犬用ベッドから出ていただき、抱っこで外へ運びます。
外に出てしまえばこっちのもの、犬もハーネスの嫌さより、新しい場所であちこちのにおいを嗅ぎまわり、ズンズン歩くのに夢中です。
ヤッタネ!
そして久しぶりにハーネスで散歩に出かけて気づいたのですが、カラーのときは外に出たとたん勢いつけてダッシュするのがクセで、
危ないので首をグイッと引っ張ってしまっていたのですが、ハーネスにするとダッシュしなくなったのです!
興奮せずに落ち着いて歩いています。
前からダッシュはどうにかしたいなと思っていたのですが、思いがけず止めさせることができました。
ラッキー!
今も着けるまでは部屋の中を相当逃げ回るのですが、着けたら散歩に行けるというのがわかってきたようで、ひとしきり逃げ回ったあとはシブシブ大人しく着けられています。
ということで、とりあえず我が家は今年からハーネス派になりました。
【9月14日 追記】
今日ハーネスを洗ったので、仕方なく首輪を出したら、全然逃げないし嫌がらないで着けていました。
あからさまに態度が違う!
そして案の定、外へ出た途端にダッシュ。車来てるちゅーねん。危ないちゅーねん。
やっぱりハーネスを続けて、慣れてもらいたいなぁ。